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人体及び環境に優しい

水溶性接着剤の大きな特性として、有機溶剤が発する刺激臭が限りなく無臭に近く、そして人体に対する有毒性が低い、 ということが挙げられます。
従来の有機溶剤を使用する生産現場においては、糊の発する刺激臭の問題解決には換気設備等のコストが非常に高くなり 完全に解決することは困難で、なおかつ有機溶剤を含んだ臭気は人体への有害性が明らかになっています。
水溶性接着剤はほぼ無臭で、人体に対して有害な成分が極めて少ない為、
生産現場における就労者のストレスの軽減、健康被害の改善が可能です。
有機溶剤の有害性は臭気だけに留まらず、皮膚、または粘膜(眼、呼吸器)に付着したり、長期にわたる反復吸収によって有害物質が蓄積され、
特定の器官に障害を起こすということが近年より強く問題視されています。
さらに従来の溶剤と違い引火する危険性も非常に低い為、生産の現場においての火災事故等のリスクも 軽減することができます。
水溶性接着剤を使用した製品は、溶剤を含まない無害な製品としてアピールが出来ます。

地球環境への取り組み

有機溶剤接着剤から水溶性接着剤への切り替えは環境問題への取組みとして非常に有効な手段となります。
ヨーロッパや中国ではこれらの問題に対して非常に先進的な取組みが進んでおり、
現状日本は相当な遅れをとっているのが実情です。
今後、現在よりも更に重要なマーケットとなる中国においても、2020年12月1日に新VOC規制の適用が開始され、
生産の過程における有害物質の使用制限が厳密に規定されています。
一部の国では従来の人体に有害で環境汚染にもつながる有機溶剤を使用して生産した製品に関しては 輸出入の規制をしている国もあり、その数は増えていく一方です。
ランドローバー社やマセラッティ社、LVMH社等の世界のトップメーカーも有機溶剤の接着からの 脱却を推し進めており、水溶性接着剤への切り替えが急速に進んでいます。

機械設備を同時導入した際のコスト削減

弊社取扱いのIntercom社(イタリア)の糊塗布装置の同時納入により、 圧倒的な作業効率とコストの削減を実現できます。
 接着剤の手塗りによる作業と比較すると、ベンチ型のスプレーシステムでは時間効率にして約4倍、
全自動の噴霧システムにおいては約20倍の作業効率を実現します 。(作業内容によって変わります)
 また、自動噴霧装置の使用により、従来の作業では回避することができなかった 接着剤の廃棄量も最小限に抑えることができます。

世界トップクラスの接着力

Intercom社の水溶性接着剤の接着力は水溶性接着剤の接着力としては世界トップクラスであり、
一般的な水溶性接着剤の接着力と比較すると、1,5倍~2倍の接着力を誇ります。

ECOSTICK

ECOSTICK 5019

用途
ベルト、バッグ、財布、アッパー用の水性接着剤
製品の性質
改質ポリクロロプレン水性接着剤
使用方法
スプレーガン、ローラーマシン、ブラシ
特徴
革、合成皮革、布地、裏地、箱の接着に最適です。
ベルト、アッパー、バッグ、財布、ヒール、整形靴底、インソールの製造にも適している。
グリースを塗った革でも優れた粘着性を持つ。
使用条件
接着基材の両面にECOSTICK5019を塗布し、乾かします。
接着剤を予熱せずに作業をするためには、乾燥後30分以内に両面を接着してプレスします。
塗布後30分を超過した場合は、60°で再活性させ、接着してプレスします。
接続時間
常温接着:接着剤乾燥後30分まで
熱再活性:48時間
仕様
接着基材の両面にECOSTICK5019を塗布し、乾かします。
接着剤を予熱せずに作業をするためには、乾燥後30分以内に両面を接着してプレスします。
塗布後30分を超過した場合は、60°で再活性させ、接着してプレスします。

ECOSTICK 9015

用途
革及び織物用の水性接着剤
製品の性質
改質ポリクロロプレン水性接着剤
使用方法
スプレーガン、ローラーマシン
特徴
革、合成皮革、布地、カートンの結合、折りたたみ、ベルト、アッパー、
バッグ、財布、ヒール、整形靴底の製造、
インソールなどの組み立てに最適です。
使用条件
接着基材の片面に塗布する場合は、乾燥しない間に接着し、
接着剤が乾くまでプレスします。
接続時間
塗布量と作業環境(湿度や温度等)に応じて、 24〜48時間
仕様
この接着剤は染みを残さず、革を硬くしません。
速乾性と長時間の接続時間
溶剤ベースのポリクロロプレン接着剤と併用できます。
備考
接続時間を超過した場合でも、60°に加熱すると接着可能。

ECOSTICK 1820 1K

用途
ソールとアッパー用の水性接着剤
製品の性質
変性ポリウレタンをベースとした水性糊
使用方法
スプレーガン、ローラーマシン
特徴
ソールの糊付け、布、人工皮革(PUまたはPVC TRベース)、
及び その他のプラスチック材料
既存の糊では困難であった、布及びプラスチック被覆の保管を熱活性化後にすることができる。
使用条件
基材に塗布された接着剤フィルムが乾燥した後、
接着剤を70°まで加熱し、直ちに両面を接着しプレスします。
接続時間
接着フィルムが乾燥した時から接着が可能で、加熱による再活性化は最長15日まで
注:30°以下で、埃や汚れ、その他の汚染がない状態で保管してください。
仕様
カプセル化架橋剤(イソシアネート)を含む一液型接着剤
熱活性化は70°
備考
熱抵抗が必要な場合は外部活性剤を添加することが可能。
 ソール、布地またはプラスチック材料の接着として使用されるとき、
有効な接着性を保持できる最長の保管期間は15日。

ECOSTICK 1816B

用途
革や布の接着
製品の性質
変性ポリウレタンをベースとした水性接着剤
使用方法
スプレーガン、ローラーマシン
特徴
革、合成皮革、布地
PVC、EVA、ナイロン、既成ゴムにも適しています。
使用条件
接着基材の両面にECOSTICK1816を塗布し、乾かします。
接着剤を予熱せずに作業をするためには、乾燥後20分以内に両面を接着してプレスします。
革、布、モルトプレン、フォームラバー等の接着の際には片面にのみの糊の塗布により
接着をすることもできます。
塗布後20分を超過した場合は、60°〜70°で再活性させ、接着してプレスします。
接続時間
常温接着:接着剤乾燥後20分以内
熱再活性:48時間
仕様
常温の水性ポリウレタン接着剤
熱再活性化でも接着可能
接着剤の黄変防止

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